コラム

副業に挑戦して稼げなかった話

どうも!ダルスです!

数年前から目にするようになったのですが最近はさらに認知度が上がったと感じる言葉があります。
それは「副業」です。
コロナ禍の影響でUberEatsの配達員やYouTuberといった身近な存在が増えたことが要因だと思っています。

副業って色々あるけど実際どうなの?という不安は誰しもあると思います。少なくとも僕はそうでした。
調べるとインフルエンサーさんなど成功した方、つまり情報発信がうまい方の情報が目に入りやすくあまり成果が出ていない方の情報は手に入れにくい傾向があります。

情報発信がうまければそれだけ成果を上げやすいので当然なのですが、いわゆる「成功者」の人ばかり見て大多数の「凡人」の成果を見ずにその副業のことを理解した気になったり知った気になるのはとても危ういと思いませんか?

そこで今回は副業に挑戦したものの挫折した経験が複数ある僕が率直な感想を書いていきます。(副業の良し悪し以上に僕の能力の低さ、精神的な弱さが一番の原因なので恥ずかしいですが…)

以前の僕がそうだったのですが自分のことをやればできる子だと思っていたり、喋りが上手い人にのせられてその気になってしまうタイプの人は特に気をつけてほしいです。(とはいえ「自分は大丈夫だ」と思っているのでそういう人には届かないんですけどね…)

それでは実際に僕が取り組んでいた副業を3つご紹介しましょう。

オススメ度0:マルチ商法(連鎖販売取引)

僕が人生で初めて取り組んだ副業が「マルチ商法」通称マルチです。MLM(Multi-Level Marketing)とも言います。よく混同されるネズミ講とは微妙に違うので気になった方は調べてみてください。
権利収入が得られるよ!と友人・知人から誘われた経験がある方も少なくないのではないでしょうか?
僕は大学生の頃に取り組んでいたので厳密には副業とは言えないのですが、こうしたマルチに熱を注いでお金を稼いでいる方もいます。

最近の副業のクリーンなイメージとはかけ離れて悪い印象が強いマルチなのですが、仕組み自体は合法です。(ネズミ講は非合法です)

どういう仕組みなのか簡単に説明すると
とある会社の商品が会員制で会員だけが買うことができ、会員になるには会員の人からの紹介が必要です。
そして会員になったり自分が紹介した人が商品を買うと売り上げの一部が報酬として会社から支払われるという仕組みです。
営業職が契約をとったらもらえるインセンティブや不動産の仲介料をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。

必要なスキルは下記の通り

  • トーク力
  • セールス力
  • セルフプロデュース力

営業や仲介をやったことがある方であれば容易に想像できると思うのですが契約をとるってめちゃくちゃ大変です。トークスキルやマーケティングへの理解が求められます。

何よりの問題がこれなのですがマルチに対する世間のイメージがとてつもなく悪いです。僕は高校の頃の友人に本気でキレられました。お金のためなら今ある交友関係が犠牲になっても構わない!という覚悟ができる方は適性があるかもしれません。

うまく噛み合えば何もしなくてもお金が入ってくるという状況が作れますが、イメージの悪さが何よりのネックなのでオススメ度は0です。

オススメ度1:転売

転売は僕が社会人になって少し経った頃に始めた副業です。
一般的にイメージされる家電や個人輸入などの転売ではなく革靴の転売に挑戦しました。
こちらは実際に売り上げを出すことには成功したのですが、その際に受けたコンサル費用を超えるほどの利益を出すことができなかったので経験値は得られたものの稼げたかと言われるとその答えはNoです。

具体的にどういう手法だったのかというと、古着屋さんやメルカリなどで甘い値付けの中古のブランド品を買ってその靴を磨いたり修繕したりして付加価値をつけてからメルカリやヤフオクで売るというものでした。

実際にこの方法で月100万円以上の利益を出している方とお話させていただいたことがあるので地道にやっていけば稼げる副業です。

必要なスキルは下記の通り

  • 地道にコツコツ作業できる継続力
  • 商品が魅力的に写る撮影の技術力
  • 買いたいと思わせる文章力
  • 在庫整理や資金繰りなどの管理能力

ひたすら地道にもくもくと作業を継続できる人には合っている副業だと思います。
ただ、転売は労働集約型であるので外注して自動化でもしない限りはやった分しか稼げない上に在庫を抱えるリスクもあるのです。(無在庫転売という手法もあるので興味が湧いた方は調べてみてくださいね!)

僕は熱しやすく冷めやすいタイプなのでやる気があるうちはそれなりに取り組むのですが、慣れてくると飽きます。毎日同じような作業を一人で繰り返すだけになるので刺激・変化がありません。

安く買って高く売るという商売の基本を学べる点が良い副業なので挑戦する価値は十分あります。
オススメ度は1です。

オススメ度2:Uber Eats配達員

いまや言わずと知れた副業の代表格Uber Eatsの配達員です。
こちらは2020年のコロナ禍真っ盛りに生活がままならなかったので挑戦しました。
僕が取り組んだ副業の中では一番安定的に稼げ、準備にかかったお金もすぐに回収できたのがこのUber Eats配達員です。

飲食店で商品を受け取り、注文者さんの元へ商品を届けるというシンプルな仕事です。

必要なスキルは下記の通り

  • 地図を読む力
  • 経路設計能力
  • 体力

とにかく参入障壁が低いのがUber Eatsの魅力です。必要なスキルも勉強が必要なものはありません。
配達で稼ぐにはとにかく数をこなすのが一番なので、いかに早く一回の配達(商品を受け取って届ける)を終えるかが重要になってきます。

地図を読むことや配達に慣れていないうちは移動に無駄が多くなりがちなので、時間をロスしてしまいます。
人通りの多い道や信号待ちになりやすい道を把握することでより効率的に移動することができるようになります。

しかし、Uber Eatsの配達員もやはり労働集約型の副業なのでとにかく働き続けることが求められます。
疲れている時や具合が悪いときにやるのはしんどいです。天候にも左右されます。

また、どんどん配達員が増えていて需要と供給のバランスが悪くなってきている印象があります。
稼げる時間帯(一般的にご飯を食べる時間)にやれるのであればいいのですが、日中は本業があるという方はあまり効率よく稼ぐことができないかもしれません。僕は実際に1時間注文を待ったけど入らなかった経験があります。逆に時給換算で2000円以上稼いだこともあります。

アルバイト感覚や気分転換として取り組むのにはオススメですが、得られるスキルがほとんどないことが懸念点です。他の副業と組み合わせて活用するのが吉かもしれません。
オススメ度は2です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は僕が挑戦した副業を紹介させていただきました。

どんな仕事であれ報酬を得るには価値を提供するということが重要だと思っています。
マルチは構造が搾取になっているところが多いので本当に気をつけてほしいです。

どうしよう…と悩みこんで時間がただただ過ぎてしまう…という方は興味が湧いたことにとにかく挑戦してみることをオススメします!今回のオススメ度はあくまでも僕の主観によるものでしかなく、合うかどうかは結局人によるので!
どんな副業も流行り廃りみたいなものがあるのでとにかく挑戦してみて合わなかったら合わなかったということがわかった!くらいの感覚で次に行けばいいと思います。

このブログもそうですがほかにもFXなどにも取り組んでおりますのでゆくゆくは記事にできたらな、と思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!